
多くのパチスロファンを爆笑と興奮の渦に巻き込んだ名機『やじきた道中記乙』の登場から約12年。
あのシュールな世界観が、ついにスマスロの舞台へと帰ってきました。
今作「スマスロ やじきた道中記参る!」は、前作の良さを色濃く受け継ぎつつも、現在のトレンドに合わせた強力な出玉性能を引っ提げて登場しています。
「やじさん・きたさんの珍道中をもう一度楽しみたい」「前作と比べてどこが変わったのか知りたい」という私と同じ思いを持つ方々に向け、まずは本機の基本的なゲーム性と、前作との全体的な違いを整理していきましょう。
嵐さんの試打動画も参考に。筐体は「キターッ」ボタンは健在、そして下パネはオマージュだらけで遊技前からすでに面白い仕上がりとなっています。
12年の歳月を経てスマスロで復活!基本的なゲーム性
本作は、前作同様に通常時を消化して「関所(CZ)」を目指し、そこで勝利することでAT「やじきた祭り」へ突入させるゲームフローが基本となっています。
大きく変化したのは、通常時のシステムがマイル管理(規定Ptへの到達)になった点や、スマスロならではの高純増・高継続を実現した「上位AT」が搭載された点です。
前作をベースにしつつも、ツボにハマった時の爆発力は5号機を凌駕するスペックに仕上がっています。
下記は乙と参のAT初当り比較です。やはりスマスロの初当りは重いですね。
| 設定 | スマスロやじきた参る | 5号機やじきた乙 |
| 1 | 1/473.9 | 1/397.9 |
| 2 | 1/457.5 | 1/391.4 |
| 3 | 1/431.6 | 1/378.2 |
| 4 | 1/388.1 | 1/343.2 |
| 5 | 1/352.1 | 1/303.1 |
| 6 | 1/318.3 | 1/268.0 |

【5号機からの進化点その1】通常時の抽選がポイント減算から「規定マイル」へ!
前作を打ち込んだユーザーにとって、通常時の打感が最も変わったと感じられるポイントが「周期抽選システム」の変更です。前作の仕様を振り返りながら、今作で進化したマイルシステムを詳しく解説します。
前作『やじきた道中記乙』の周期抽選をおさらい
5号機の『やじきた道中記乙』では、液晶右下に表示された「関所までの残りポイント(初期値は180・100・50など)」をレア役やリプレイ連などで減算していく方式でした。平均して約100Gほどで周期(ポイント0)に到達し、前兆を経由して関所チャレンジへ挑むという流れが定番でした。
スマスロ『やじきた参る』のマイルシステムとは?
今作『スマスロ やじきた参る』では、ポイントの減算方式ではなく、「規定マイル到達」を目指すシステムへと進化を遂げました。
マイル加算と特化ゾーン「マイルチャージ」
通常時は、1G消化するごとに最低でも1マイル以上が必ず加算される仕様になっています。
レア役が成立した際は、1度で複数マイルの獲得抽選が行われ、さらにマイル獲得の特化ゾーンである「マイルチャージ」に突入すれば、毎ゲームまとまったマイルを上乗せできるため、一気に目標マイルまで加速することが可能です。
マイルチャージの演出は北斗転生のそれです。
ゾーン推測が熱い!規定マイルの概念
規定マイルは複数のモードによって管理されており、100の位が切り替わるタイミング(100マイル、200マイルなど)が主なチャンスゾーン(CZ)突入の契機となります。
滞在しているモードによって「偶数の位が期待大」「奇数の位がチャンス」といった特徴が分かれているため、前作の周期抽選に近い「このゾーンは当たるかも」という推測のドキドキ感を常に味わえる設計になっています。
【5号機からの進化点その2】突破期待度約50%!より自力感が増した「関所チャレンジ」
通常時のマイルが規定数に達すると、ATへのメインルートであるチャンスゾーン(CZ)「関所チャレンジ」へと突入します。こちらも前作のレース展開を踏襲しつつ、出走キャラ、レース内容など、膨大なチャンスアップパターンが準備されているとのこと!
久方ぶりに激走必至!!が見れるかもしれません。
アイテム獲得が勝敗を分ける!ガチンコバトルの新要素
今作の関所チャレンジは、トータルの突破期待度が約50%と非常に高い数値に設計されています。登場キャラクター6名によるレースが展開され、最終的に味方キャラが優勝すればAT確定となる流れは前作と同様です。
今作ならではの注目要素として、通常時にレア役などを経由して獲得できる「キノコ」などのお助けアイテムが挙げられます。
このアイテムは関所チャレンジ中の勝率を文字通り「ガチンコ」で底上げしてくれる役割を持っており、「勝率50%のところがアイテムの力で55%にアップする」といった自力要素が追加されました。
また、レースで誰が優勝したかによって、AT初期ゲーム数を決定する特化ゾーン「あっぱれチャンス」の上乗せ性能が変化する叩きどころも健在です。
私個人としては河童のあっぱれチャンス(スシがっぱ)はそのまま踏襲してもらいたかったのですが、残念ながら2択正解で上乗せを積み上げるタイプへ変更となりました。
CZ直行のチャンス!新ステージ「関頂(かんちょう)アタック」
通常時には、規定マイル到達以外からのCZ当選を狙える特殊状態「関頂アタック」が新たに用意されています。
10G間の消化中に成立した役に応じてCZの直撃抽選を行っており、自力でチャンスを引き寄せるトリガーとなります。なお、ここでCZに当選した場合は、それまで通常時に貯めていたマイルを消費せず、次回周期に丸ごと持ち越すことができるという恩恵も備わっています。あべしすてむですね。
【5号機からの進化点その3】純増約2.5枚のAT「やじきた祭り」と「わっしょい連打」
関所チャレンジを無事に突破すると、いよいよAT「やじきた祭り」がスタートします。純増約2.5枚/Gのゲーム数管理型となっており、前作ファンおなじみの「わっしょい!」による上乗せ連打を存分に楽しめます。
祭り目が鍵を握る!AT中の基本フロー
AT中に最も目指すべきは、疑似ボーナス的存在である「わっしょいチャンス」への当選です。
わっしょいチャンスはベルナビ5回で終了するミニボーナスですが、消化中はATのゲーム数上乗せを抽選しています。
この当選に深く関わるのが、本作固有のフラグである「祭り目(中段リプレイ・リプレイ・青7など)」です。
通常AT中に祭り目が頻発すると、「集中モード」への移行や、わっしょいチャンスの連打期待度が跳ね上がります。前作の「ハズレ連」を引いた際の手に汗握るドキドキ感が、今作ではこの「祭り目」によって見事に再現されています。
上位ATへの切符を掴む「参拝(さんぱい)チャンス」と「ガチチャレンジ」
わっしょいチャンスに一定回数(主に5回)当選すると、上位ATへの足がかりとなる「参拝チャンス」に突入します。
参杯チャンスは1G完結のガチ抽選となっており、レバーオン時の成立役(リプレイ、ベル、レア役など)に応じて、ゲーム数上乗せやボーナス、さらには後述する「ガチチャレンジ」の権利といった豪華報酬を獲得できます。
また、上位ATへの突入を賭けた「ガチチャレンジ(真剣チャレンジ)」は、前半パートで小役を引き、味方キャラクターを参戦させます。
後半パートでは、門番や悪代官および味方キャラが並ぶテーブルで小役を引いた際に敵キャラなら失敗、味方キャラなら上位ATへ突入かつそのキャラのあっぱれチャンスを獲得することができます。乙女の出陣ボーナスにハズレマスがあるイメージですね。
スマスロならではの爆発力!上位AT「超やじきた祭り」の出玉性能
一度ツボにハマれば手がつけられなくなるのがスマスロ仕様の「やじきた」です。前作にはなかった強力な出玉トリガーについて解説します。
純増約5.0枚!「超やじきた祭り」の破壊力
本機最強の出玉トリガーが、上位AT「超やじきた祭り」です。
- 純増枚数: 約5.0枚(通常ATの2倍)
- 継続率: 約70%ループ
- 期待獲得枚数: 約3000枚オーバー
純増枚数が一気に2倍へ跳ね上がるため、これまでのやじきたシリーズでは味わえなかったような圧倒的なスピード感と出玉の波を体感できます。
1G連が押し寄せる特化ボーナス「巫女フェス」
上位AT中などに突入する可能性がある擬似ボーナス「巫女フェス」は、強烈な1G連性能を秘めた新システムです。
ボーナス消化中に15枚ベルなどの後にフリーズが発生、その場でボナストックを獲得していく流れとなります。連鎖していくライブ感覚の演出となっており、一撃の獲得枚数を大きく伸ばすトリガーとして活躍します。
まとめ:伝統の面白さにスマスロの爆発力が融合した「やじきた参る」
12年ぶりに帰ってきた「スマスロ やじきた道中記参る!」は、前作のファンが愛したシュールでおバカな演出や、出玉のお祭り感をしっかり残しております(昨今の超高純増機とは違いますが)。
その一方で、通常時の「マイルシステム」への刷新による自力感の向上、そして純増約5.0枚を誇る上位AT「超やじきた祭り」といったスマスロらしい爆発力の追加により、まさに伝統と革新が見事に融合した仕上がりとなっています。
遊びやすさと一撃性をバランスよく兼ね備えた本機で、ぜひホールを「わっしょい!」と盛り上げ、3000枚オーバーのお祭り騒ぎを体感してみてください。

