
先日の化物語のスマスロリリースに続いて、またもや5号機おじさんが歓喜する懐かしのあの台・・・
北斗の拳転生の章がスマスロになって26年1月5日に帰ってくる!
その後に出る5号機でもATやART中に「勝舞魂システム」を取り入れる機種がたくさん出たことからも、市場への影響力はとてつもなく大きかった北斗転生。
今回は、初代転生の章とスマスロ転生の章2において、「スペック」、「ゲーム性」、「出玉性能」の3つから比較していきたい。
嵐さんとレビンさんの最速試打動画もアップされているので、併せてチェック!!
早く、勝舞魂しこたま溜めて俺つえー状態を味わいたい。
【スペック比較】スマスロ北斗転生2 vs 初代 基本仕様の違い
スマスロとして生まれ変わった北斗転生の章2は、初代転生と比べてどのような変化を遂げたのか。
基本スペック比較は下表の通りだ。6の機械割は現行規制のマックス値。初当りは少し重めに。

| 5号機:転生の章 | スマスロ:転生の章2 | |
| 導入時期 | 2013年6月3日 | 2026年1月5日 |
| メーカー | サミー | サミー |
| 仕様 | AT | AT |
| AT純増 | 約2.8枚/G | 約4.0枚/G (下位・上位AT) |
| ベース | 約30.8G / 50枚 | 約31.5G / 50枚 |
| 設定6 機械割 | 113.1% | 114.9% |
| 設定1 AT初当り | 1/355.7 | 1/366.0 |
| 設定2 〃 | 1/346.1 | 1/357.0 |
| 設定3 〃 | 1/320.9 | 1/336.3 |
| 設定4 〃 | 1/279.3 | 1/298.7 |
| 設定5 〃 | 1/251.1 | 1/283.2 |
| 設定6 〃 | 1/237.6 | 1/273.1 |
純増枚数とベースの違い
AT中の出玉スピードを決定づける純増枚数において、両者には明確な差が存在。初代『北斗の拳 転生』は、純増約2.8枚という当時としては高い性能を誇っていたが、転生2はそれを大きく上回る純増約4.0枚というスペックを実現。
この進化により、AT中のメダル増加スピードは格段に向上し、より短時間でまとまった出玉を築き上げる爽快感を味わえるようになっている。
更に設定6の機械割もグッと向上。現行スマスロ機のマックススペック「114.9%」の仕上がりとなっている。その分、AT初当りは初代より重めとなっている。
天井システムとモード管理
通常時のゲーム性の根幹を成す天井システムは、初代のものを色濃く継承。「規定あべし」に到達することでAT当選を目指すお馴染みのゲームフローは健在で、通常A・Bや天国といったモードの概念も引き継がれている。
通常Aの最大天井も初代と同じく1536あべしに設定されており、初代転生を打っていた人であれば違和感なく遊技を始められるだろう(転生2はゲーム数目安で768Gあたりが天井)。
また、プレイヤーにとって非常に嬉しい改善点があり、デモ画面で現在のあべし数を確認できるようになった点だ。これにより、メダルを投入することなく台の状況を把握でき、より戦略的な台選びの判断が可能となる。
モード別の規定あべしの振り分け解析を待ちたい。
ゲーム性の核!AT「闘神演舞」比較
「あべしを貯めてATを目指し、闘神演舞で出玉を伸ばす」という一連の流れは、転生シリーズの面白さそのもので変わっていない。転生2でも同じく。規定あべし到達後の余剰分はAT終了後も引き継ぐ仕様だ(有利区間切断が無ければ)。AT終了後もすぐに初当りを取れる可能性がある点は嬉しいポイント。
AT「闘神演舞」の進化ポイント
純増枚数が約4.0枚へと引き上げられ、AT30Gという仕様へ変更。初代よりもスピード感あるゲーム展開と出玉となる。
今作では、勝舞魂を獲得する際に新システム「奥義」が発動する可能性がある。
原作でお馴染みの「破裂」や「岩山両斬波」、そして「北斗百裂拳」といった奥義が炸裂すれば、勝負魂の複数個獲得はもちろん、一挙に大量獲得する道も開かれる。
1契機による最大獲得数はなんと驚愕の33個。これにより、AT中のゲーム性に新たなアクセントが加わり、レバーオンに更なる力がこもるだろう。
AT開始時に表示されるオーラの色がATレベルを示唆する伝統の演出も健在(湯気)。
また北斗揃い時は、ATレベルが3~4が確定し、特闘(スペシャルバトル)への当選も濃厚となる。
継続のカギを握る「神拳勝舞」の継承と進化
ATの継続を懸けた1G完結のガチバトル「神拳勝舞」。勝舞魂を一つ消費するごとに訪れる、あの自力感あふれるゲーム性こそ、転生シリーズの真骨頂となる。
転生2でも、その興奮は一切色褪せることなくプレイヤーを待ち受ける。
基本ルールは初代を完全継承
勝舞魂1個につき約5分の1の確率で継続を勝ち取るという、シンプルかつ奥深い抽選システムは完全に継承。
己のヒキが全てを左右するこの瞬間は、スロットの魅力そのものであり、安心してあのヒリつきを堪能することができるだろう。
対戦相手による期待度の変化
神拳勝舞中の対戦相手による勝利期待度が変化する仕様も、初代のものを踏襲。
転生2では、下記の法則のようだ。
▼勝利期待度(登場キャラ別)
シン < サウザー < シュウ < ラオウ < ジャギ < レイ・トキ
▼対戦相手別の小役期待度
| 対戦相手 | 期待度 |
| シン | ベル以外でチャンス |
| サウザー | ハズレ・リプレイ以外でチャンス |
| シュウ | 勝舞揃い以外で大チャンス |
| ラオウ | 勝舞揃いでチャンス、ハズレ・ベルで大チャンス |
| ジャギ | 出現した時点でチャンス |
スマスロ北斗転生2最大の見どころ!新要素と上位AT「裏闘神演舞」
初代の面白さを忠実に再現しつつ、スマスロ北斗転生2が期待される理由は、ここから紹介する強力な新要素、とりわけ破壊力抜群の上位ATの存在にある。
これこそが、初代転生との決定的な違いであり、万枚の夢を現実にするための鍵となるに違いない。
「特闘」が2種類に!最上位「極闘」と新「特闘」
初代における最高特化ゾーンであった「特闘」は、転生2でさらなる進化を遂げる。
ケンシロウとラオウの死闘が繰り広げられる伝統のバトルは、「極闘(エクストリームバトル)」という新たな名を冠し、継続率90%を誇る最上位のプレミアムバトルとして搭載(セブフラが鳴る!)。
スマスロ北斗のバトルパートに似た演出となるが、ラオウに勝てる爽快感は別格のようだ。
それに加え、シンやサウザー、ジャギと戦う新しいタイプの「特闘」も追加され、AT中に突入し得る特化ゾーンのバリエーションが豊かになった。
新たな特化ゾーン「拳王強襲」
AT中の「百裂カットイン」から発展する可能性がある新演出として、「拳王強襲」が搭載。ここではラオウがメインとなり、風のヒューイや炎のシュレンといった五車星の猛者たちと激闘を繰り広げる。
このバトルが継続する限り勝負魂の上乗せが続くため、ATの展開を大きく左右する新たなチャンスゾーンとして期待。
レア役は継続濃厚で、斜めベル(2枚ベル)とリプレイで約5割の勝利期待度となる。
上位ATへのトリガー「天撃」
ATのセット勝利時の一部や、エンディングを迎えた後には、上位AT昇格を懸けたチャンスゾーン「天撃(てんげき)」への突入抽選が行われる。
連チャンの終わりかと思われたその先に、さらなる高みへの扉が開かれている可能性があり、最後の最後まで気の抜けないドラマチックな展開を生み出す。
レア役で大チャンス、最終ゲームは小役以上を引ければ突破となり、もちろん何も引けずとも成功する可能性も残されている。
爆発力の源泉!上位AT「裏闘神演舞」の破壊力
これこそが転生2の心臓部であり、一撃万枚を可能にする最強のエンジン、上位AT「裏闘神演舞」。天撃成功時に突入し、期待枚数は驚異の3000枚オーバー!
通常のATが1セット30Gであるのに対し、裏闘神演舞は初期ゲーム数が70Gからスタート。この潤沢なゲーム数は、勝負魂を大量に獲得するための大きなアドバンテージとなり、ロング継続への強固な足がかりを築くことができる。
上位AT中の神拳勝負は「裏神拳勝負」へと変貌を遂げ、勝負魂が赤色に変化。この状態では継続勝率が大幅に引き上げられており、終わらないATへの期待感は最高潮に達する。
裏神拳勝負が持つ最も革新的で強力な恩恵は、勝利時に余った勝負魂が、次セットのATゲーム数として上乗せされるというシステム。
例えば、大量の勝舞魂を持ってバトルに臨み、早い段階で勝利を掴めば、残りの勝舞魂がそのまま次セットのゲーム数に変換される。
これにより、「大きなゲーム数で大量の勝舞魂を獲得し、それを次セットのゲーム数に変換する」という、出玉の強力なループが完成。
更に、裏闘神演舞へ突入した際は、天撃の権利が発生するためバトル敗北の場合でも上位ATを継続するチャンスは再び訪れる。
まとめ:スマスロ北斗転生2は初代を超えたのか?継承と進化ポイント
ここまで「スマスロ北斗転生の章2」と初代「北斗の拳 転生の章」を様々な角度から比較してきた。
結論として、転生2は、多くのファンが夢中になった「あべしを育て、勝舞魂を乗せ、神拳勝負でねじ込む」という初代転生のゲーム性を完璧な形で継承している。
その上で、純増4.0枚という現代のスペック、新たな勝舞魂上乗せトリガーとなる「奥義」、そして何よりも、強力無比な上位AT「裏闘神演舞」という、圧倒的な進化を遂げた。
これは単なるリメイクではなく、初代への最大限のリスペクトを払いながら、スマスロ時代にふさわしい爆発力を宿した「正統進化」と呼べる台になるのではないか。
初代の思い出を胸に抱く古参ファンも、新たな刺激を求める現代のプレイヤーも、誰もがその魅力の虜になることは間違いないだろう。



