【横浜市立図書館の新しい常識!】スマホでの利便性向上&AI蔵書探索で本探しがより便利に

横浜市立図書館が、あなたのスマホでさらに身近で便利になることをご存知ですか?この記事では、スマホ連携サービスの進化と話題のAIを活用し、本探しを劇的に効率化する新しい常識をご紹介します。

【体験談】10年以上ぶりに訪れた横浜市立図書館の進化に驚き!

大学生の頃、卒業論文の文献探しで足繁く通った横浜市立中央図書館。それから10年以上の月日が経ちました。最近子どもの絵本を借りる妻の姿を見て久しぶりに自分も図書館で本でも借りてみようと訪れてみました(昔使っていたカードも紛失してしまっていた為)。

建物や館内の落ち着いた雰囲気は昔の記憶のままでしたが、サービスを利用してみると、そのシステムが驚くほど進化していることに気づかされました。今回は、浦島太郎状態の私が驚いた、現代の横浜市立図書館の便利なサービスをご紹介します。

横浜市立図書館の利便性向上!スマホで完結する2つの便利機能

まず驚いたのが、スマートフォン一つあれば、多くのことが完結してしまう利便性の高さです。特に感動した2つの機能を紹介します。

最も驚いたのが、スマホで図書館カードを表示できるようになっていたことです。図書館のカードは、毎日使うものではないため、いざ行こうと思った時に「あれ、どこにしまったかな?」と探すことも少なくありません。

しかし、今やスマホアプリや公式サイトからログインすれば、バーコードを表示して貸し出しができます。常に持ち歩いているスマホに機能が集約されることで、カードを忘れたり、紛失したりする心配がなくなり、より気軽に図書館へ足を運べるようになりました。

Webサイトから読みたい本を予約できるシステムは10年前もあったかもしれませんが、その利便性は健在です。人気のある本や専門書など、棚に行っても貸出中であることが多い本を、事前に予約して確保できるのは非常に助かります。スマホから手軽に検索・予約できるので、移動中や空き時間にサッと次の読書計画を立てられます。

スマホでの表示画面

未来の図書館体験!「AI蔵書探索」で未知の本と出会う

今回の訪問で、スマホでのカード表示と並んで衝撃を受けたのが「AI蔵書探索」というサービスです。どうやらスマホの会員カード内蔵機能とこちらのAI機能も去年からリリースしていたようです。利用者の漠然とした希望や質問に対して、AIが意図を汲み取り、関連する本を提案してくれる画期的な機能です。

従来の蔵書検索は、書名や著者名がわからないと探すのが困難でした。しかし、このAI蔵書探索は「〇〇について知りたい」「△△な気分の時に読む本は?」といった、まるで司書さんに相談するかのような投げかけで本を探すことができます。

試しに、私が抱いていた「運営しているブログをもっと多くの人に見てもらいたい」という願望をそのまま入力してみました。するとAIは、単なるブログの書き方に関する本だけでなく、その先にあるであろう「マネタイズ(収益化)」に関する書籍までリストアップしてくれたのです。

利用者の言葉の裏にある欲望や目的までを推測し、文章を生成していくLLM(大規模言語モデル)の力を感じた瞬間でした。このように、自分では思いもよらなかったような、新しい本との出会いを創出してくれるのがAI蔵書探索の最大の魅力です。

子育て世代にも嬉しい!子ども向け絵本のラインナップ

図書館の魅力は、大人向けの本だけではありません。子ども向けの絵本コーナーも非常に充実しており、子育て世代にとっても心強い味方です。

驚いたことに、下の子が大好きな「ぱんどろぼう」シリーズの最新作が、すでに入荷され貸し出し可能になっていました。話題の新作や人気のシリーズをタイムリーに揃えてくれるのは、子どもたちにとっても、そして親にとっても非常に嬉しいポイントです。

変わらない魅力と新しい便利さ。横浜市立図書館の基本サービス

様々な点が進化している一方で、昔ながらの使いやすさやルールも残っています。

一度に借りられる本の数は1人10冊まで、貸出期間は2週間です。この基本的なルールは昔と変わっておらず、じっくりと読書を楽しむことができます。

さらに、図書館に足を運ばなくても本が借りられる電子書籍の貸し出しサービスも行っています。PCやタブレット、スマホから閲覧できるため、さらに読書の幅が広がります。私自身は活字を紙で読みたい派なので、これからも図書館に通うことになりますが、ライフスタイルに合わせて利用方法を選べるのは大きなメリットです。

まとめ:進化した横浜市立図書館で、新しい本との出会いを楽しもう!

10年以上ぶりに訪れた横浜市立図書館は、スマホ対応やAIの導入により、驚くほど便利で身近な存在へと進化していました。これらのサービスのおかげで、最近少し遠ざかっていた本との距離がグッと縮まったように感じます。

これだけのサービスが無料で利用できるのですから、活用しない手はありません。あなたもぜひ、進化した横浜市立図書館で、新しい本との出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか。横浜市民ではなくても、横浜市へ通勤や通学している方も利用できるサービスです。下記が参考URLとなります。

タイトルとURLをコピーしました