【子連れ旅行記】メキシコ・ロスカボスのホテルならハイアットジーヴァ!家族で楽しむ5つのポイント

「子連れでメキシコのロスカボス旅行を計画しているけれど、どのホテルが安心だろうか」「ハイアットジーヴァは子ども向けのサービスが充実しているのかな」「オールインクルーシブの実際の満足度ってどうなんだろう」。もしあなたが今、このような思いを巡らせているのなら、ぜひこのまま読み進めてください。

結論を先に申し上げます。幼いお子様を連れてのロスカボス旅行なら、「ハイアットジーヴァ ロスカボス」は最高の選択肢です。

この記事では、実際に4歳と2歳の子どもを連れてハイアットジーヴァ ロスカボスに宿泊した体験を基に、子連れファミリーが安心して滞在を最大限に楽しむための5つの重要なポイントをお届けします。多彩なレストラン、そして大人も夢中になれるアクティビティまで、あなたのホテル選びの最後のひと押しとなる情報が、ここにあります。

なぜ子連れ旅行に「カンクン」ではなく「ロスカボス」を選んだのか?

私がアメリカに駐在していた頃、同僚たちと交わす会話の中で、多くの人が口を揃えて「次のVacationはメキシコカンクンだよね」と語っていました。その言葉に違わず、エメラルドグリーンのカリブ海は誰もが憧れる場所です。

しかし、当時4歳と2歳の子どもを抱える我が家にとって、移動時間が悩みの種。最寄りのサンフランシスコ国際空港(SFO)からカンクンまでのフライト時間を調べてみると、片道で約5時間。偏西風の影響を受ける帰路は6時間近くにも及びます。時差も3時間あり、小さな子どもたちの体への負担を考えると、親も子も疲弊してしまう光景が目に浮かび、決断をためらっていました。

そんな折、別の同僚がぽつりと「ロスカボスもすごく良かったよ」と教えてくれたのです。メキシコのバハ・カリフォルニア半島の先端に位置するロスカボスは、太平洋に面したリゾート地。調べてみると、SFOからのフライト時間は、驚くことにわずか3時間でした。この距離ならば、子どもたちの機嫌が悪くなる前に到着できるかもしれない。そう考えた私たちは、これまでこつこつと貯めてきたChaseトラベルポイントを、この「ハイアットジーヴァ ロスカボス」での滞在にフルベットすることを決意。結果的に、この選択が私たちの家族にとって忘れられない素晴らしい体験をもたらしてくれたのです。

ハイアットジーヴァ・ロスカボス 家族で楽しむ5つのおすすめポイント

実際にホテルで過ごした日々は、期待をはるかに超えるものでした。ここでは、特に子連れファミリーに伝えたい、ハイアットジーヴァが持つ5つの魅力的なポイントを、私たちの思い出と共にご紹介します。

ポイント①:子どもが大はしゃぎ!広くて景色も最高のメインプール

このホテルを象徴する場所は、何と言ってもその壮大なプールです。目の前に広がるコルテス海の水平線と一体化したかのように見えるインフィニティプールは、息をのむほどの美しさで、どこを切り取っても絵になる光景でした。到着してすぐにプールへ向かうと、子どもたちは歓声をあげ、滞在中は日中のほとんどの時間を水の中で過ごしていました。太陽の光を浴びながら水と戯れる子どもたちの笑顔は、今でも鮮明に思い出せます。私たちが訪れた際は、残念ながら子ども専用のプールエリアがリノベーションの最中でしたが、公式サイトを見ると、現在はさらに魅力的なウォーターパークとして生まれ変わっているようです。これから訪れるご家族は、この新しい施設も満喫できることでしょう。

公式サイトでの文言↓

Or, kids can splash in our mini water park and take a ride down one of the five water slides.

ポイント②:食事が最高!飽きさせない多彩なレストラン

オールインクルーシブのホテルで時折耳にするのが、「食事が単調で飽きてしまう」という声です。しかし、ハイアットジーヴァではその心配は全くありませんでした。本格的なステーキハウスから、アジアンフュージョン、そして世界各国の料理が並ぶビュッフェレストランまで、選択肢は幅広いです。4日間の滞在中、毎食違うレストランを選ぶ楽しみがあり、食事が単なる空腹を満たす行為ではなく、一つのイベントとして記憶に残っています。アジア料理は絶品ではないですが、おいしく食べれましたよ。

公式ダイニングサイト:

Hyatt Hotels and Resorts
Hyatt Hotels and Resorts

胃が疲れてきた日の朝食は、メインのビュッフェレストランではなく、ロビー階にあるカフェで淹れたてのコーヒーとカットフルーツを調達します。プールサイドスタンドではスムージーも提供してくれるので、屋外のソファベンチに腰を下ろし、穏やかな海を眺めながらゆったりと朝食をとる時間は、何物にも代えがたい贅沢なひとときでした。

さらに、日中のプールサイドでは、お腹を空かせた子どもたちの強い味方となるフードトラックが現れます。日替わりで提供されるジューシーなハンバーガーやタコス、ホットドッグは、遊び疲れた体に染み渡る美味しさで、子どもたちも大喜びでした。レストランへ移動する手間なく、水着のまま気軽に楽しめるこのサービスは、子連れにとって非常にありがたい存在でした。写真はベーカリーから調達したドーナツですね笑

ポイント③:昼も夜も満喫!豊富なアクティビティとイベント

ホテル敷地内では、ゲストを飽きさせないための様々なアクティビティが常に開催されており、滞在中ずっとホテルの中だけで過ごしても全く退屈することがありませんでした。

日によっては、広々としたメインエリアにピックルボールのコートが特設されることもありました。もちろん、アクティビティに参加せずとも、エリア内に点在する快適なソファに座って、ドリンクを片手にのんびりと過ごすだけでも十分にチルです。

そして、陽が落ちて夜になると、ホテルはまた別の顔を見せます。情熱的なメキシコの伝統舞踊のショーが繰り広げられたり、地元の工芸品や色鮮やかな衣服を売る可愛らしい夜店が並んだりと、まるで毎日がお祭りのような賑わいです。娘はここで見つけたメキシコらしい刺繍のドレスを気に入り、お土産に購入しました。そのドレスは、日本に帰国してからも夏が来るたびに袖を通す、彼女の一番のお気に入りになっています。

ポイント④:泳げなくても大丈夫!砂遊びができるプライベートビーチ

ロスカボスの海は、波が非常に高くビーチで海水浴を楽しむことはできません。しかし、ビーチ沿いには、強い日差しを遮るための日よけが付いたカバナやビーチチェアがずらりと並べられており、力強い波の音をBGMに、読書をしたり、ただ目を閉じてうたた寝をしたりと、思い思いの時間を過ごすことができます。子どもたちは、広大な砂浜で夢中になって砂遊びをしたりと、泳げなくても全く問題なくビーチを満喫していました。砂遊びの道具は、ホテル内のショップでお土産用のTシャツなどと一緒に購入できるので、わざわざ持参する必要もありません。

ポイント⑤:まさに至れり尽くせり!オールインクルーシブの魅力

このホテルの素晴らしさを語る上で欠かせないのが、温かいホスピタリティです。英語もゆっくり話してくれますし、チェックインの手続きを待つ私たちの元へ、さりげなくウェルカムドリンクが運ばれてきました。その冷たくて甘い一杯に、「これがオールインクルーシブの世界か」と、期待が一気に高まったことを覚えています。荷物は部屋まで丁寧に運んでくれ、プールサイドでくつろいでいれば、スタッフが「何かお飲み物はいかがですか?」と優しく声をかけてくれます。特に小さな子ども連れは、何かと細々としたお願い事も多くなりがちですが、ここではどんな時も笑顔で対応してくれるため、親は精神的な負担を感じることなく、心からリラックスすることができました。

【子連れ旅行準備】ハイアットジーヴァのアクセスとチップ情報

最後に、これからロスカボスへの旅行を計画されている方のために、私たちの経験に基づいた実用的な情報をお伝えします。

サンフランシスコからのアクセス

前述の通り、私たちはサンフランシスコ国際空港(SFO)からサン・ホセ・デル・カボ国際空港(SJD)への直行便を利用しました。国際線ではありますが、約3時間という短時間で到着できるのは子連れにとって大きなメリットです。車で空港へ向かう場合、SFOの長期駐車場が便利(UberはCarSeatの指定ができない為)で、駐車場から各ターミナルへは、無料のエアトレインが頻繁に運行しているため移動もスムーズです。SJD行はInternational Terminalかと思いきや筆者が乗った便はTerminal2でしたので、事前のConfirmation emailの確認を怠らないようにしましょう。Parking→TerminalはAirtrainが5分程度の間隔で運行しています。

Parking Reservation: https://www.flysfo.com/passengers/parking

空港からホテルへの移動は事前予約がおすすめ

メキシコの空港に到着後、特に注意したいのがタクシーの客引きです。事前に調べていた情報通り、到着ロビーは多くの勧誘で溢れていました。咄嗟の判断が苦手な私は、圧倒されてしまいそうだと感じたため、オンラインで「ベルトラ」という会社の乗り合いシャトルバンを予約しておきました。これが結果的に大正解で、事前に送られてくる丁寧な案内メール(下図)のおかげで、指定された集合場所に迷うことなくたどり着き、スムーズに乗車できました。初めてのメキシコ旅行で地理に不安がある方や、余計な交渉事を避けたい方には、事前の送迎サービス予約を強くお勧めします。空港からハイアットジーヴァまでは、他のホテルをいくつか経由しましたが、それでも30分とかからずに到着しました。

Veltra公式サイト:https://www.veltra.com/jp/latin_america/mexico/los_cabos/a/127857

オールインクルーシブだけどチップは必要?

オールインクルーシブなのでチップは不要、という考え方もあるようですが、私たちは素晴らしいサービスへの感謝の気持ちとして、要所でチップを渡すようにしていました。例えば、重いスーツケースを部屋まで運んでくれたポーターや、毎日部屋を綺麗に清掃してくれたハウスキーピングのスタッフ(部屋を出る前に枕元に3ドルから5ドル程度)、そしてプールサイドで何度もドリンクを運んできてくれたウェイターなどです。通貨は米ドル(USD)で問題なく受け取ってもらえました。これは義務ではありませんが、快いサービスには、スマートに感謝を伝えるのが良いでしょう。

まとめ:ハイアットジーヴァは子連れロスカボス旅行の決定版!

当初はフライト時間の短さという実利的な理由から選んだロスカボスという旅先でしたが、「ハイアットジーヴァ ロスカボス」での滞在は、かけがえのない家族の思い出を作ってくれました。

子どもたちが心からはしゃげる安全で広大なプール、大人も大満足の多彩で美味しいレストラン、昼から夜まで飽きることのない豊富なアクティビティ、常にゲストに寄り添うスタッフの温かいホスピタリティ。子連れ旅行に求められる全ての要素が、ここには高いレベルで揃っていました。

もしあなたが次の家族旅行の目的地を探しているのなら、ぜひ選択肢の一つとして、メキシコ・ロスカボスの輝く太陽と、「ハイアットジーヴァ」という極上のホスピタリティを加えてみてはいかがでしょうか。きっと、あなたの家族にとっても忘れられない最高の休日が待っているはずです。フォトジェニック間違いなし。

Hyatt Ziva: https://www.hyatt.com/en-US/hotel/mexico/hyatt-ziva-los-cabos/sjdif

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