「ごっこランドexpo、子どもが喜びそうだけど、小さい子を連れて行っても本当に楽しめるのかな?」「混雑はどのくらい?効率的な回り方があれば知りたい!」
ご安心ください!『ごっこランドexpo』は、いくつかの秘訣と計画的な回り方さえ知っていれば、親子で最高に楽しめるイベントです。
この記事では、実際に子連れで『ごっこランドexpo横浜』を訪れた筆者が、120%楽しむための「3つの秘訣」、当日の具体的な「回り方」、そして気になる混雑状況まで、体験者だからこそわかるリアルな情報を徹底レビューします。次回の開催がご近所の方はぜひ参考にしてみてください!
ごっこランドexpo横浜(港北みなも)の概要と2025年開催情報
今回私が家族と共に訪れた「ごっこランドEXPO」は、2025年11月2日と3日の週末2日間にわたって、横浜市都筑区にあるショッピングセンター「港北みなも」で開催されました。都心からのアクセスも良く、週末のお出かけ先として最適なロケーションです。私たちは多くの家族連れで賑わう二日目、文化の日である11月3日に参加しました。このイベントの興味深い特徴の一つは、開催日によって出展される企業パビリオンの内容が一部異なる点です。例えば、初日の11月2日にはスリーエムジャパンによるスポンジクッションぬいぐるみの創作ワークショップや、東亜建設工業の竹の水鉄砲作り体験が実施されていたようです。このように日替わりで楽しめるコンテンツが用意されているため、参加を検討される際は、事前に公式サイトでご自身の興味のある企業が出展している日をしっかりと確認してから訪れることを強くおすすめします。お子様の興味や関心に合わせて参加日を選ぶことで、イベントの満足度がさらに高まることでしょう。「ごっこランドEXPO」とは、一言で表すならば、子どもたちが主役になれる体験型の学びの祭典です。会場には様々な業界を代表する企業が出展しており、ただ遊んで終わりではなく、それぞれの仕事の裏側にある工夫や企業の想いに触れることで、子どもたちの知的好奇心や将来への夢を育む素晴らしい機会となります。

【体験レビュー】ごっこランドexpo所要時間と我が家の当日の回り方を紹介
私たちの場合は、会場である港北みなもの1階と3階にブースが分かれて設置されていました。まず最初に、私たちはメイン会場である1階の総合受付へと向かいました。ここでイベントの全体像を把握し、お楽しみの一つであるクイズラリーにエントリーを済ませます。受付を終えたら、すぐ近くに設けられていたフォトスポットで記念撮影。イベントの思い出を形に残す第一歩です。その後、同じく1階に出展していた「すき家」のワークショップに参加しつつ、フロア内に隠されたクイズを探して回答欄を埋めていきました。1階の探検を終えた後は、エスカレーターで3階へ移動。こちらでは「大和アセットマネジメント」のワークショップが待っていました。ここでも体験を楽しみながら、残りのクイズを探し出し、全ての回答を記入することができました。全てのミッションをコンプリートした後、再び1階の総合受付に戻り、クイズラリーの達成景品である特製カードをいただき、私たちの「ごっこランドEXPO」探検は無事にゴールを迎えました。この流れで行動した結果、無駄な移動がほとんどなく、非常にスムーズかつ効率的に会場全体を満喫することができました。


全体の所要時間は約1時間!
驚くべきことに、私たちが会場の受付を済ませてから、二つの充実したワークショップを体験し、クイズラリーと写真撮影を全て終えるまでにかかった時間は、およそ1時間ほどでした。これは、イベントが非常によく設計されている証拠です。一つ一つのワークショップの体験時間は約20分程度に設定されており、これは小さな子どもが飽きることなく集中力を保てる絶妙な長さです。また、ブースの回転率も非常に良く、長い行列に並んで時間を無駄にすることもありませんでした。このため、週末の貴重な時間を有効活用したいご家庭にとっても、気軽に立ち寄ってサクッと楽しめる理想的なイベントと言えます。例えば、午前中に公園で遊び、午後の少しの時間でこのEXPOに参加するといった柔軟なスケジュールを組むことも可能です。短時間で密度の濃い体験ができるため、子どもはもちろん、付き添う親にとっても負担が少なく、満足度の高い時間を過ごすことができました。
子連れでごっこランドexpo横浜を120%楽しむ3つの秘訣
秘訣1:学びの宝庫!大人も唸る企業ブースの魅力
「ごっこランドEXPO」の真髄は、各企業が趣向を凝らしたブースでの体験にあります。それは単なる遊びの場ではなく、子どもたちの未来に繋がる学びの種が詰まった宝庫です。大人でさえも思わず「なるほど!」と唸ってしまうような、知的好奇心を刺激する仕掛けが満載でした。
【すき家】3歳児でも夢中!牛丼キーホルダー作り
まず私たちが体験したのは、牛丼チェーンでおなじみの「すき家」のブースです。ここでは、オリジナルの牛丼キーホルダー作りが楽しめました。アクリル製のプレートに、牛肉やネギ、チーズ、キムチといった様々な具材のシールを自由に貼っていくという、非常にシンプルな内容です。このシンプルさが功を奏し、まだ3歳の下の子でも夢中になって取り組むことができました。さらに、このワークショップが素晴らしいのは、子どもだけでなく大人にも学びがある点です。スタッフの方が、すき家の創業にまつわる歴史をクイズ形式で楽しく紹介してくれました。「すき家の発祥の地は、実はこの横浜なんですよ」という事実に、横浜市民である私たちも驚きました。また、街でよく見かけるレンガ基調の店舗デザインが、横浜の赤レンガ倉庫をモチーフにしているという話も非常に興味深く、次に店舗を訪れた時の見方が変わりそうです。子どもが作業に集中している間、親も退屈することなく、企業の新たな一面を知ることができる、非常によくできたコンテンツでした。

【大和アセットマネジメント】年長さん以上におすすめ!「投資」が学べるアニマル貯金箱作り
次に体験した「大和アセットマネジメント」のブースは、特に年長の娘にとって、よい体験となりました。ここでは、可愛らしい動物の形をした貯金箱を作るワークショップを通じて、お金の基本的な概念を学ぶことができます。スタッフの方が子どもたちに語りかけたのは、お金の三つの使い方、すなわち「ものを買う(消費)」「困った人を助ける(寄付)」、そして「未来のためにお金を働かせる(投資)」という考え方でした。少し難しいテーマかと思いきや、子どもたちの目線に立った巧みな説明で、その本質を伝えてくれます。特に印象的だったのは、「おなかがすいたからお菓子を買う、困っている人に募金をする、プロになるためにサッカーボールを買って練習する。この中で『投資』はどれかな?」というクイズでした。娘が少し考えた後、「サッカーボール!」と元気よく答えた時には、親として本当に驚かされました。良く分かったねと問いかけると「いっぱい練習すれば、将来プロになれるかもしれないから」と、その理由までしっかりと説明できたのです。幼いながらも、投資が未来の自分への先行投資であるという本質的な概念を、この短い時間で理解してくれたことは、何よりの収穫でした。これからの時代に必須となるマネーリテラシーの第一歩を、こんなに楽しく踏み出せたことに、親として大きな喜びと感謝を感じました。完成したアニマル貯金箱はデザインも可愛らしく、今では子どもたちのお気に入りのおもちゃ兼、未来への第一歩を刻む大切な宝物となっています。

秘訣2:混雑知らずで快適!ストレスフリーなイベント設計
子連れでのお出かけにおいて、最も大きなストレスの原因となるのが「混雑」と「待ち時間」です。しかし、「ごっこランドexpo横浜」は、この点において驚くほど快適でした。多くの家族連れで賑わってはいるものの、会場のレイアウトや運営が巧みで、人が滞留することなくスムーズに流れていました。私たちが訪れた際、総合受付で待った時間は長くても2〜3分程度。人気のワークショップも、ほとんど待つことなくスムーズに参加することができました。これは、子どもの集中力が途切れやすいファミリー層にとって、この上なくありがたい配慮です。さらに、運営側の余裕と温かさを象徴するような出来事もありました。すき家のワークショップで娘がシール貼りに奮闘していると、スタッフの方がそっと近づいてきて、「もしよろしければ、昨日実施した分の余りなのですが…」と、前日に開催されていた東亜建設工業の「竹の水鉄砲」をプレゼントしてくれたのです。予期せぬサプライズに、子どもたちは大喜び。このような柔軟で心温まる対応ができるのも、過度な混雑がなく、運営に余裕があるからこそでしょう。このストレスフリーな環境が、イベント全体の満足度を大きく引き上げていることは間違いありません。
秘訣3:無料でこのクオリティ!お財布に優しいのに満足度大
これほどまでに学びと楽しみに満ちた体験が、すべて無料で提供されているという事実は、何度考えても驚きです。ワークショップに参加するための費用はもちろん、入場料すら一切かかりません。それでいて、子どもたちの手元には、自分たちで作り上げた素敵な作品が「お土産」として残ります。我が家の場合、オリジナルの牛丼キーホルダーに、未来への夢が詰まったアニマル貯金箱、そしてサプライズでいただいた竹の水鉄砲と、両手いっぱいの思い出を持ち帰ることができました。さらに、会場内を巡るクイズラリーを達成すると、ご褒美としてごっこランド特製の「職業カード」を受け取ることができます。ちなみに、今回はなぜかプロサッカー選手のカードが2枚重複してしまいましたが、それもまた家族の笑い話として良い思い出になりました。このように、お財布に全く負担をかけることなく、子どもの知的好奇心を満たし、手作りの記念品まで手に入る。この圧倒的なコストパフォーマンスの高さは、「ごっこランドEXPO」が多くのファミリーから絶大な支持を得ている大きな理由の一つでしょう。満足度は、有料のイベントを遥かに凌駕するものでした。

ごっこランドexpoのクイズラリーも楽しもう!
会場の各所に散りばめられたクイズパネルを探し出すクイズラリーは、ワークショップと並行して楽しめる、もう一つのお楽しみ要素です。それは単なるスタンプラリーではなく、子どもたちの探究心を刺激し、学びを深めるための素晴らしい仕掛けとなっていました。特に私たちの記憶に残っているのが、サントリーのブースに設置されていた「サントリーの天然水は、何からできているでしょう?」というクイズです。これに対し、上の娘が迷うことなく「雨が降って、山でゆっくりとろ過された地下水!」と自信満々に答えたのには感心しました。実は、この知識は以前、自宅で「ごっこランド」の公式アプリで遊んだ際に学んだものでした。アプリでのバーチャルな体験が、リアルの場での学びに繋がり、そして記憶としてしっかりと定着していることを実感できた瞬間でした。このように、アプリで事前に遊んでおくことで、イベント当日の楽しさが倍増し、子どもの理解もより一層深まります。クイズを探して会場内を歩き回ることで、自然と様々な企業のブースに目が向き、新たな発見があるのもこのクイズラリーの魅力です。ぜひ、親子で一緒に考えながら、会場の隅々まで探検してみてください。
まとめ:ごっこランドexpo横浜は子連れに絶対おすすめ!
今回私たちが体験した「ごっこランドexpo横浜」は、「参加費無料」で、「混雑のストレスがなく」、そして「遊びの中に深い学びがある」という、まさに三拍子が揃った、すべての子育てファミリーに心からおすすめできる最高のイベントでした。子どもたちが目を輝かせながら様々な体験に没頭する姿は、親として何物にも代えがたい喜びです。社会の仕組みやお金の大切さといった、学校ではなかなか学べないテーマに、楽しみながら自然に触れることができる貴重な機会となりました。また、不思議と集めたくなる職業カードの存在は、リピート参加への強い動機付けとなり、次回の開催が今から待ち遠しくなります。次回の「ごっこランドEXPO」は宮崎県での開催が予定されているとのことです。この記事を読んでくださったお近くにお住まいの方は、ぜひこの素晴らしい体験を、ご自身の家族と共に味わってみてください。きっと、子どもの新たな可能性を発見し、家族の絆が深まる、忘れられない一日になるはずです。対象年齢は3歳以上となっており、筆者の感想として、適齢は年中さんから小学校低学年あたりかと思います。



